農ライフを通して、本来のヒトの役割を知る時

“NOH LIFE” NO LIFE

by SHOGO

PICK UP CONTENTS

6/26に行われた、
2416MARKET一周年記念イベント『ワンダーカナガワ』にて
道志村で収穫した野菜を販売するPOP UP イベントを開催。

<道志村と横浜市、人と人との繋がりでできた野菜がついに販売>

山梨県道志村で野菜栽培を行っている農業グループ「道志村ひゃくしょう会」さんの畑をお借りして、モデル・Shogoさんが農業を学ぶプロジェクト『”NOH LIFE” NO LIFE』。
「道志村ひゃくしょう会」会長・佐藤光男さんとShogoさんが育てた野菜が、6/26に行われた2416MARKET 一周年記念プロジェクト”探そう。地元はもっとおもしろい。ワンダーカナガワ”のPOP UPイベントにて販売されました。店頭は終始賑わいをみせ、野菜もほとんど完売。大盛況のイベントとなりました。

約9ヶ月かけて丁寧に育てられた野菜を自らの手でお客さまに届けた佐藤光男さん、Shogoさんそれぞれに2416MARKETがインタビュー。
自分たちが育てた野菜を手に取っていただくことで、改めて感じた農業への想いや、今後の展望をお伺いしました。

<「道志村ひゃくしょう会」佐藤光男さんにインタビュー>

ーー2416MARKET : ”NOH LIFE” NO LIFEプロジェクトを終えて、いかがでしたか?

ーー佐藤光男さん : プロジェクトをきっかけにたくさんの人との繋がりができて、とても楽しく過ごすことができました。今後も一緒に野菜を作ったりすることが続くと嬉しいですね。小さな道志村と大きな横浜市。水の繋がりだけではなく、人と人との交流の場をもっと広げていきたいです。

ーー2416MARKET : 野菜の収穫で印象的なことはありましたか?

ーー今回収穫した畑は、もともと田んぼだったので、水捌けがあまりよくないんです。なので、ちゃんと野菜が収穫できるのか少し心配していたんですけど。Shogoさんとも相談しながら、畝を高くして水捌けを良くすることによって、思った以上に良い状態の野菜がたくさん採れました。

<たくさんの人との繋がりでできた野菜を、お客さまに届ける>

ーー佐藤 光男さん : 育てた野菜を自分の手で販売することは初めてだったので、直接消費者の方と対面するというのはやっぱり勉強になりますね。今回用意した野菜はあえて土が付いた状態だったんですけど、土が付いていることによって玉ねぎやじゃがいもが土の中にいるような状態で出荷することができるので、実はその方が野菜には良いんです。見た目は良くないかもしれないんですけど、栄養も保持できて、長持ちするんですよね。自分の手で販売するということは、そういうこともお客さまに直接説明できるいい機会だと思います。

ーー2416MARKET : 光男さんのこれからの活動の展望や、チャレンジしていきたいことはありますか?

ーー佐藤光男さん : 今の活動を続けていくと同時に、皆さんに魅力を知っていただいて道志村がもっと盛り上がってくれるといいですね。お店に立っていてお客さまから『あ、道志村だ』っていう声もあって。距離は離れているけれど、繋がっている感じがしました。Shogoさんも道志村に来るのをいつも楽しみにしてくれているみたいで、とっても嬉しいですよ。これからも繋がりがどんどん増えて、道志村の魅力をもっとたくさんの方に発信していきたいです。またこういったマルシェの機会があったら、もっと種類を増やして、旬の野菜も持って来られたらいいなと思いますね。

ーー佐藤光男さん : 道志村ってハウスとか、施設園芸ってほとんど使わないんですよ。あってもビニールのトンネルみたいなもので、あとは路地栽培が多いです。やっぱり日光をたくさん浴びながら自然に育てるのが、野菜が美味しく育つコツだと思います。今回用意した野菜も土が付いていて見た目は悪いかもしれないですけど、味はとても美味しいです。そういうことをみなさんに伝えられて良かったなと思いますね。

<Shogoさんにインタビュー>

ーー2416MARKET : プロジェクトを終えて、Shogoさんの感想を聞かせてください。

ーーShogoさん : 昨年の10月に畝の作り方とクワの扱い方を教えてもらったところからスタートして、まだまだなんですけど、自分の中で少し成長が感じられたかな。光男さんにたくさんのことを教えていただいて、本当に勉強になりましたし、とても楽しかったです。育てた野菜を自分の手で販売するのも、今回が初めて。作ったものを買ってもらう感覚は、自分の内面をさらけ出しているような気持ちで少し恥ずかしいような、でも嬉しい気持ちでいっぱいです。

ーー2416MARKET : お客さまの反応はどうでしたか?

ーーShogoさん : 野菜の面白いポイントがあると手に取ってくれますね。例えば今回好評だったシャドークイーンという品種のじゃがいもは濃い紫色をしていて、その珍しさから選ばれる方が多い印象ですね。

<作った野菜を誰かに食べてもらう嬉しさを体験>

ーーShogoさん : プロジェクトの集大成となる、道志村で育てた野菜の販売を終えて、やっぱり達成感が全然違いますね。嬉しそうにお客さまが野菜を買ってくれた姿を見ると、こんなに幸せな気持ちになるんだって驚きました。農家さんが『買ってくれる人のために作っていて、お客さまの声を聞くのが嬉しい』とおっしゃるんですけど、こういう気持ちなんだなっていうことを初めて知りましたね。

ーーShogoさん : 今回、”もの作り”をしていたんだなっていうことに気がついたんです。”野菜を作る”ことが楽しくて農業をしていたんですけど、買ってもらうことがこんなに嬉しいことなんだと初めて知ったので、作るだけじゃなくて誰かに食べてもらうっていうのは、これからどんどん挑戦してみたいと思いました。今までとはちょっと違った手応え。ありがたい経験でしたね。

ーー2416MARKET : 改めてShogoさんが思う、”農業の魅力”を挙げるとすると?

ーーShogoさん : 農業に関することって、ポジティブなマインドになれることが多いと思うんですよね。関わってくれる人にもポジティブなエネルギーが満ちていると思うんです。そこに、見えない魅力を感じますね。

ーーShogoさん : これからも植物のことや畑のことをもっと勉強して、観察して、経験して、っていうことを繰り返してより深く知っていきたい。また機会があれば販売したいと思いますし、それまでには自分の”畑レベル”も上げていかないといけないなと思います。農家さんの想いや背景を知ると、より野菜を美味しく食べられると思うんです。ちゃんと野菜を味わおうとすることって毎日をとても豊かにしますよね。”味わう”って生活の中に好きなことがひとつ増えることだと思うんです。畑を始めたくなる人も増えるだろうし、農家さんのことをもっと知りたいと思う人が増えるようにこれからもできることを続けたいですね。

<繋がれる、道志村と横浜市の想い>

イベント当日は、オープン後からたくさんのお客さまにブースに足を運んでいただき、大盛況のうちに終了いたしました。約9ヶ月間に渡る”NOH LIFE” NO LIFEプロジェクトを快く引き受けてくださり、また、長い期間サポートしてくださった佐藤光男さんをはじめとする道志村ひゃくしょう会の皆さま、本当にありがとうございました!このプロジェクトをきっかけに更に人と人との繋がりを2416MARKETから広げてゆきます。

2416MARKET
OPEN HOUR:11:00 – 20:00
HP:https://www.2416market.jp/
IG:@2416market
※最新の営業時間等はインスタグラムでご確認ください。

Shogo
IG:@shogo_velbed

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