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現役薬剤師さんが作る、“自然のまま”植物の力を閉じ込めたスキンケアプロダクト。

植物のパワーを味方につけた自然由来のスキンケアプロダクト。

フランス語でMATINは『朝』、ÉTOILEは『星』。昼間に星はみえないけれど、たしかにそこに存在しているということを商品で表現したいという思いからMATIN et ÉTOILE(マタン エ エトアル)と名付けられた。

ブランドをディレクションするのは、現役で薬剤師として活動する高島由佳さん。コスメにとどまらず、クリエイティブに自身を表現する姿が印象的だ。ブランドスタートは、アトピーで肌の弱い姪っ子さんのために石鹸を作ったことがきっかけだったという。
「姉から、姪っ子に使える石鹸が限られていると相談を受けて、薬剤師として自分に何か手伝えることはないかと思って石鹸を作り始めたのが始まりです。意外とアトピーとかの肌トラブルに悩んでいるお子さんが多いことに気付いて、友達の口コミで広まって商品化して欲しいというお言葉をいいただくようになりました。」

泡立つほどに香る、自然由来のアロマを楽しむ。

“自然由来の石鹸”と聞くと、油分のもったりとした独特の香りを想像するが、MATIN et ÉTOILEの石鹸はどれも優しいアロマが華やかに香るものが多いことに驚く。
「他のブランドに比べると香りの成分は多めに入れています。石鹸って使っていくうちに香りが薄れていってしまうことがよくあるんですけど、小さくなっても最後までちゃんと香りが楽しめるように作っています。」
プロダクトのラインナップはベーシックな固形石鹸やハンドバーム、シンプルなデザインのボトルに入ったノンシリコンのシャンプーとコンディショナー。どのアイテムも植物から抽出した精油を使用しており、自然に咲いている花のフレッシュな香りがする。
「お花や植物の葉っぱ、枝などから抽出したナチュラルな成分を何種類かブレンドしています。石鹸だったら最初に泡立った時の香りと、後から感じる香りのバランスを考えながら調香してハンドバームはつけた瞬間と時間が 経ったあとの香りに変化をつけています。」

シャンプーは何度もサンプルを作り直した。肌に優しい成分で洗浄力を維持し、尚且つしっかりと洗えていると感じられるような泡立ちを試行錯誤したという。
「最近はナチュラルなものにこだわっているヘアサロンさんでも使って頂いています。洗い上がりを重視されている方も気に入ってくださってます。」

誰の肌にもマッチするような優しい成分を使用するからこそ、高島さんの商品へのこだわりが見えてくる。もの作りをする上で大切にしていることは何だろうか?
「肌に負担はなるべくかけないっていう機能面と、香りを楽しんでもらいたいという二つを大事にしています。香りのストーリーとかイメージを想像しながら使っていただくというところを大切に作っていて、オンラインショップの商品ページに香りが想像できるイメージワードをいくつか掲載しています。使ってるシーンとか場所とかも香りから感じてもらえると嬉しいです。」

香りで大切な時間を演出。

オリジナルのスキンケアアイテムを手がけるだけでなく、富山県氷見市にある、栽培・醸造・熟成・瓶詰までを自社で行なうワイナリー<SAYS FARM>との取り組みも行なっている。

「コラボレーションでハーバリウムやポプリを販売しています。もともとは併設している宿泊施設でMATIN et ÉTOILEの石鹸を取り扱いたいというご相談があって。実際訪れた時にワイン作りのことを案内して頂いて一緒にものづくりができたらいいなと思いました。ギャラリーに飾られていたドライハーブとか、剪定した後のぶどうの枝木の残りを再利用できないかとご相談されたので、香りをつけてポプリやハーバリウムにできないかと提案したんです。」
フルーティーな柑橘系をベースに、ワインの芳醇な香りが日常をエレガントに演出してくれる。高島さんが手がけた香りは、SAYS FARMのレストランで使用されるおしぼりにも香りづけられ、特別な時間が香りで彩られている。

「地元が横浜なのですが、今まで横浜でお取り扱いしていただく機会がなくて、2416MARKETが初めてです。地元の方にも知って頂けるのが、とてもありがたい機会だと思っています。自然派って言われる化粧品って、香りがなかったり使っている時のワクワク感が感じにくいものが多いと思っていて。MATIN et ÉTOILEはそのワクワク感をとても大事にしているので、そういったことをお客さまに伝えられると嬉しいです。」

MATIN et ETOILE
〒142-0062 東京都品川区小山1-3-11
IG: @matinetetoile

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