INTERVIEW
2020/08/01 sat
2416MARKET THINGSに展開される『MATIN et ÉTOILE』にママモデルemiliaがインタビュー
現役薬剤師さんが作る、自然のまま植物の力を閉じ込めたスキンケアプロダクト。
現在も薬剤師として活躍する高島さんがつくるのは植物のパワーを味方につけた自然由来のスキンケアプロダクト。
アイテムもさることながら、とても自然体な高島さん。
コスメにとどまらず、クリエイティブに自身を表現する姿が印象的だった。
インタビュアーは自身も湘南の海の近くに住み、自然を愛するモデルemiliaさん。
一児の母でもあり、クリーンな環境で健やかな子育てを目指している。
emiliaさん:MATIN et ÉTOILE(マタン エ エトアル)のブランド名の由来は?
高島さん:MATINが朝でÉTOILEが星昼間に星は見えないけれど、存在しているということを商品で表現したくて名付けました。
ブランドロゴは窓の外の星をイメージしています。
emiliaさん:自然や植物の力のどんなところに魅力を感じますか?
高島さん:植物や自然って当たり前に生きているだけで素晴らしいし、とても魅力を感じています。
環境によってそこに適する姿に形を変えながら生きていくっていうことにも力強さを感じますね。
emiliaさん:薬剤師さんとお聞きしました。
高島さん:実は今も続けています。比率はだんだん少なくなってきたんですけど、元々は100%薬剤師をやっていました。
アトピーで肌が弱い姪がいて、使える石鹸が限られていると姉から相談された時に薬剤師として自分が手伝えることはないかなと思って、石鹸を作ったことがきっかけです。
意外とアトピーとかの肌トラブルに悩んでいるお子さんが多いことに気付いて、いろんなお友達に使ってもらったら商品化して欲しいっていうお言葉を頂いて。そこからスタートしています。
emiliaさん:自然由来のものってあまり香りがなかったり、シンプルすぎて味気のないものになってしまう印象があったのですがMATIN et ÉTOILEの商品はこんなに香りがするものなのですね。
高島さん:ありがとうございます。
他のブランドさんと比べると香りの成分は多めに入れていると思います。
石鹸って使っていくうちに香りが薄れちゃうことがよくあるんですけど、小さくなっても最後までちゃんと香りが楽しめるように作っています。
emiliaさん:プロダクトを作るにあたって大切にされていることは何ですか?
高島さん:肌に負担はなるべくかけないっていう機能面と、香りを楽しんでもらいたいという二つを大事にしています。
香りのストーリーとかイメージを想像しながら使っていただくていうところを大切に作っていて、オンラインショップの商品ページに、香りが想像できるイメージワードをいくつか掲載しています。
使ってるシーンとか場所とかも香りから感じて欲しいです。
emiliaさん:どういったもので香り付けされてるんですか?
高島さん:精油といってお花や植物の葉っぱ、枝などから抽出したナチュラルな成分を何種類かブレンドしています。
石鹸だったら最初に泡立った時の香りと、後から感じる香りのバランスを考えながら調香してハンドバームはつけた瞬間と時間が経ったあとの香りに変化をつけています。
emiliaさん:精精油を抽出するのって、とても大量の植物が必要になるからすごく大変なことですよね。そういったことは薬剤師さんの知識で?
高島さん:そうですね。
成分などの細かいところは薬剤師の延長上ですが、やっぱり香りに対しては感覚的なところが大きいですね。
emiliaさん:シンプルなデザインのパッケージは高島さんのアイディアですか?
高島さん:デザイナーとチームで考えています。
生活をする上で自然と気持ちが良くなったり、心地よく感じるような長く使っても飽きのこないデザインを大切にしています。
30代以上の女性のお客様が多いですが、パッケージがシンプルなこともあって、男性の方にも手にとって頂いています。
emiliaさん:おしゃれで可愛いプロダクトは置いているだけでインテリアにもなりますね。
来月オープン予定のショップの他に、商品のお取り扱いはありますか?
高島さん:横浜のアトリエでインターネットの販売と全国でセレクトショップとか百貨店のコスメコーナーで取り扱いがあります。
MATIN et ÉTOILEの世界観を感じてもらえる空間が作れたらと思って今回ショップオープンの運びとなりました。
emiliaさん:洗練されていて特別な空間ですよね。
高島さん:いつかはショップをやりたいとは思っていました。
本当に巡り合わせでこの物件に出会って。
今はこの空間で多くの人に商品を手に取って頂いて、プロダクトを長く愛用して欲しいという思いです。
emiliaさん:アパレルライン「M.E.L」ではどのような商品を展開していますか?
高島さん:「M.E.L」とはMATIN et ÉTOILE laboratoryの頭文字で、実験的な取り組みとしてコスメ以外のものを取り扱う予定です。
ファッションに限らず面白いと思うことや、やってみたいと思うことを展開していけたらなと思って。
第一弾でスニーカーを作りました。
emiliaさん:「M.E.L」でもナチュラルなものを使っていらっしゃるんですか?
高島さん:はい。
コットンを使用していてシンプルなスニーカーです。
履いてしまうとロゴとかはどこにも見えないようなデザインになっています。
emiliaさん:中敷きのところにロゴがあるんですね。
すごくシンプルで合わせやすそう!
ほんとシンプルですよね余計なものが一切なくて。こういうのが一番愛されますよね。
高島さん:飽きずに長く使っていただければ嬉しいです。
emiliaさん:コラボレーションでハーバリウムやポプリを販売されているワイナリーのSAYS FARMさんとはもともとお知り合いだったんですか?
高島さん:SAYS FARMさんは富山の氷見っていうところにあるんですけど、併設している宿泊施設でMATIN et ÉTOILEの石鹸を取り扱いたいというご相談を頂いて、そこからお取引させて頂いています。
実際訪れた時にワイン作りのことを案内して頂いて一緒にものづくりができたらいいなと思って。
ギャラリーに飾られていたドライハーブとか、剪定した後のぶどうの枝木の残りを再利用できないかということで香りをつけてポプリやハーバリウムにできないかと提案したんです。
SAYS FARMさんも香りの演出として是非作りたいって言ってくださって。
3種類の香りを今はレストランのおしぼりにつけて使ってくださってます。
その日のお料理とかコースに合わせてシェフの方が合う香りをチョイスして使ってくださってるみたいです。
emiliaさん:香り系のものは子供がいると強くて使えないんじゃないかと思っていたんですけど、ポプリとか自然のものだったら安心して使えますね。
emiliaさん:2416Marketに出店するにあたってお客様に何を一番に伝えたいですか?
高島さん:地元が横浜なのですが、今まで横浜でお取り扱いしていただく機会がなくて、今回が初めてなんです。
地元の方にも知って頂けるのが、とてもありがたい機会だと思っています。
自然派って言われる化粧品って香りがなかったりとか使っている時のワクワク感が感じにくいものが多いと思っていて。
MATIN et ÉTOILEはそのワクワク感をとても大事にしているので、そこをお客様に伝えていただけると嬉しいかな。
emiliaさん:コスメもライフスタイルも、自然派を選ばれる方が増えてきているのは嬉しいですよね。
これからどういった方に使って欲しいですか?
高島さん:肌の弱い方ももちろんなんですけど自然の中で自然と共存して生きていくのが好きな方に取り入れていただきたいですね
emiliaさん:自分の目で見たナチュラルなものじゃないと子供につけるのはとても不安で、高島さんに実際にお話を伺ってとても安心しました。
私も実家がフィリピンで、家からココナッツを送ってもらって自分でココナッツオイルを作ってます。
海の近くに住んでるので海が汚いのとかを見るとすごく悲しい気持ちにもなるし海に流れてもいいような成分界面活性剤やアルコールフリーなものとか注意して見るんですけどやっぱり難しいですよね。
逆に成分が入っていないとシャンプーの洗い上がりがギシギシなんじゃないかとか思ったりするんですけどMATIN et ÉTOILEさんのシャンプーってどんな洗い上がりですか?
高島さん:結構しっとりですねシャンプーはサンプルを何度も作り直して納得がいくまでいろいろ試しました。
肌に優しい成分で洗浄力もある程度維持して、尚且つしっかり洗えてるって感じてもらえるように試行錯誤しました。
最近はナチュラルなものにこだわっているヘアサロンさんでも使って頂いています。
洗い上がりとかを重視されている方も気に入ってくださってますね。
emiliaさん:すごい!
私の中のオーガニックが色々覆されます(笑)
ますます使ってみたくなりました!
MATIN et ÉTOILE
〒142-0062 東京都品川区小山1−3−11
TEL:03−6426−2703
HP:http://www.matin-et-etoile.com
IG:https://www.instagram.com/matinetetoile/